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このブログ「図画工作美術教育の大切さを訴える」は2005年10月下旬から11月までの短期間でしたが、多数のご意見をいただき、その成果を冊子としてまとめ、関係機関・関係者に届けることができました。ありがとうございました。
今後も皆様からご意見を伺っていきたいと思います。今度のこのブログの役割は、子どもにとってのよりよい教育を考えてくものになっていくと思います。日頃皆さんがお考えのことをお聞かせください。 共に考えて行く場にしていきたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。 ☆投稿方法について←クリックしてください。 なお、この記事の下にある投稿日時が未来になっていますが、これはこの記事を最初に表示させるためのものです。
「豊かな人間性と創造性を備えた人間を育成するために」
北海道おといねっぷ美術工芸高等学校長 石 塚 耕 一 ■ はじめに 平成11年に告示された学習指導要領において、それまであった「芸術につ いて、すべての生徒に履修させる単位数は、3単位を下らないこと 」という規定が削除された。 学習指導要領には 「すべての学校において、芸術に関するIIやIIIを付した科目を、生徒が自己の興味・関心等に応じて選択履修できるよう配慮すること」と示されてはいるものの、実際には各高等学校の教育課程からは芸術教科が削減され続けている。 芸術教育は、日本の教育において、生徒の個性を伸ばし、創造力を育てるという重要な役割を担ってきた。これからの日本文化の創造という視点においても、高等学校における芸術教育は大切である。ここでは本校の実践を踏まえながら、美術・工芸芸術教育の課題と成果について検証してみたい。 続きを読む
時間数削減によって、現場で起こっている状況を、どれだけの人が知っているのだろうか?
私は、昨年度までの3年間非常勤講師として現場で仕事をしてみて、大変ショックを受けた。 私は1969年生まれ。当時の教科書の内容と比べると、現在のものは、基本的なことに変わりはなく、CGやCADを用いたもの、アニメーションや福祉に関するものが含まれ、他教科と重なる面が増えたな、と感じました。 そう感じられるのは、大学受験のとき通った美術研究所で、色彩の持つ力や構成、課題に対する解決方法を学んだからだ。当時、私の受けた中学の美術の授業は、2時間続きであり、年配の先生は、あまり教科書の内容を説明することに時間をとらず、限りある時間のめいいっぱいを、身近な素材で工夫し制作する中、各自でどんどん作品を発展させていくことに費やしておられたように思います。それは、私のような人間にとってとても楽しい時間だったのですが、平面デザインの時間は何を描けばよいのかわからず、授業中はぼーっとしていて、自宅で締め切り前に徹夜してこつこつ仕上げることが、多かったように記憶しています。 続きを読む
北海道造形教育連盟が文部大臣宛に陳述書を提出しました。
このことが、「北海道通信」の第一面で紹介されました。 なお、新聞記事の転載については「北海道通信」様のご了解を得ています。 ![]() クリックすると拡大表示されます。 ![]() 続きを読む
《開催場所》
さいたま市 うらわ美術館 《開催期間》 2007年3月14日(水)〜18日(日) 《展覧会の主旨》 今日、学校教育における図画工作科及び美術科の位置付けは必ずしも高いとは言えません。 学力低下の危機感の中で、学力を数値化しにくい図工・美術は蚊帳の外といった観もあります。私たちは図工・美術で培う学力をわかりやすく国民に十分説明してきたでしょうか。 図工・美術は明治以降今日まで、その時代時代に合った重要な役割を果たし、日本の発展と、子ども達の人格の完成に寄与してきました。 そして今日、図工美術に求められる学びの内容も、今の子どもたちの親世代と比べてもても、大きく変化してきている。図工・美術は時代とともに変容し進化しています。 本展覧会では今日までの図画工作科、美術科が歩んできた道のり踏まえ、現在の図画工作科・美術科の魅力を伝え、今の子ども達にとってなくてはならない教科であるということをを広く社会にアピール する機会としたいと思います。 また、これからの図画工作美術の行く先を予感する取り組みや、図工・美術を支える組織などの展示を通し図工・美術を様々な角度から紹介する展覧会にします。 文教大学 三澤 一実 図画工作科・美術科 なんでも展覧会 実行委員会 ![]() ☆この展覧会に関する最新情報は ここをクリックしてください。 # by zoukeidaiji | 2007-02-24 13:16
「がんばれ!図工の時間!!フォーラム」では
「図工の時間」の維持・拡大を目指し、「図画工作科の授業時数を増やすことに賛成します。」ということで署名活動をしています。 このフォーラムでは、署名だけ集めるのではなく、「図工の時間」のあり方についても考え、また教科の可能性をさぐるため、シンポジウムやワークショップを開催します。 ですから、ただ増やしてください!というのとは違います。それは、教科の存在について子どもにとってなぜ大事なのかについても明らかにしていこうとするものです。 ![]() 今の子どもにとってどうして図工が大事なのか、委員である佐藤雅彦氏(東京藝術大学大学院教授)の言葉が、 「日経Kids+」1の中で次のように紹介されています。 「価値あるものを作れるのはstudiumを知っている人間だと僕は思っています。それを図工は育てられるのです。(ストゥディウム…ラテン語で熱中している、夢中になる、集中しているという意味)」 「図工の時間は、先生ではなく子どもたちが自分の世界を切り開く時間なんです。」 「誰かに何と言われても自分はこれが好きだと言えるものを持っている子どもは大人になっても夢中になれるものを見いだす力が持てると思います」 ☆がんばれ図工の時間( 藤幡正樹委員長 東京藝術大学大学院教授)←署名はこちらから このフォーラムはすでに旗あげされ、以下のような日程でフォーラムなどが開催されます。 10月22日(日)講演・ワークショップ・シンポジウム…日本科学未来館 12月27日(水)ワークショップ… せんだいメディアテーク 1月13日(土)〜14日(日) ワークショップ…金沢21世紀美術館 2月10日(土)講演・ワークショップ・シンポジウム 《関連サイト》 ☆中野”きょういく”研究所Vol.8に下のように「がんばれ図工の時間」の紹介記事が書かれています。 ![]() # by zoukeidaiji | 2006-11-25 22:48
岡大附属中学校で美術を担当している辻です。
必修教科美術の存在価値について日々考えています。 我々指導者の立場から、この問題について訴えていくことは当たり前なのですが、その際、生徒たちがこの教科の学びについて「どう感じているか」をしっかりと受け止めておく必要があると考えます。 一方で「他教科にはない美術でこその学びとは何か」「すべての生徒にとって、美術における学びが、豊かな人生を創造していく上で不可欠なものとなり得えているのか」といったことを真摯に問い直すことが求められていると思うのです。 美術科の教育的役割として情操教育の面が特にあげられると思います。 指導書に掲げられているこの教科がめざす「豊かな情操を育む」については方向目標であり、卒業した生徒たちに対し追跡調査でもしなければ、この目標を達成できたかを問うことは困難です。これまでも、この点を前面に押し出した主張をしてきたもののこの危機を打開する決め手としては説得力に欠ける感がありました。 では、今、目の前にしている生徒たちのどのような成果を示すことが、この危機を脱する手だてとなるでしょうか。私は、単に発想構想の能力や創造的技能、鑑賞の能力の高まりの成果にとどまるのではなく、美術科を学ぶ価値意識が高められたかどうかを確かめることだと感じています。こうした、生徒の実態を示していくことが必修教科美術の必要性を訴える主張材料になり得ると思うのです。 ここ数年、本校では「形・色・材料を介して学ぶ喜びや価値を実感する生徒の育成」を目標とし、特に第1学年の基礎基本をしっかりと定着させる段階において、小学校段階まで無自覚に親しんできたこれら造形要素が言語外のコミュニケーションのツール(視覚言語としての形色材料)であることを実感させるカリキュラムを工夫してきました。その際、各題材の学習内容に系統的な関連性をもたせた題材配列を行い、表現と鑑賞を一体とした単元構成のもとで授業を展開しています。この実践を通じて、それまで「うまい、下手」で自他の作品を価値づけていた生徒が、「自分のテーマを形や色のはたらきを意識することで伝えることができる」とか「日常においてものの見方感じ方が変わった、日常においていろいろな美しさやよさに気づくようになった」といった自己の変化を自覚してきています。 さらに、「美術は単に制作したり鑑賞したりするだけだと思っていたが、自分や他者をより深く理解するために学ぶ教科だ」といった価値意識を深めてきています。このような生徒の実態をみるとき、この教科の存在意義を証明することは可能であると感じるようになりました。 また、現行の時間数においても十分成果を示すことは可能であること、後続の学習において系統的発展的な授業構成が明確に行えると感じています。 義務教育終了時点で、「なぜ美術を学ぶ必要があったのか」といういう問いに対し、生徒一人ひとりが自分の答えを出せるような授業をつくっていきたいと考えています。 最後になりましたが、2007年11月22日 岡大附属中学校において、上記の研究テーマで研究発表会(公開授業と協議会)を開催します。 もし、ご関心のある方がおられましたら、お電話でお申し込みください。086-272-0202です。お待ちしております。
05年7月25日の教育課程部会(第22回)配付資料の中の「教育課程部会のこれまでの主な意見」に次のような言葉がありました。
「音楽、美術を選択制にしてもよいのではないか。選択で選ばせて倍の時間を行うのはどうか。」(2005年7月) ↓ 3月31日に開催された 中央教育審議会 初等中等教育分科会 教育課程部会(第39回)で、3月29日までに募集されていた「審議経過報告」に対する意見募の概要が、議事録配布資料として公開されました。 その中に以下が意見として取り上げられていました。 「芸術科目は豊かな情操の育成を担っており、その選択科目化や時数の削減は不適切。」(2006年3月) ☆中央教育審議会 初等中等教育分科会 教育課程部会(第39回)>議事録配布資料1 この言葉。待っていました!楽観視はできません。あくまでも、こんな意見が出ていたということですから。しかし400以上集まった意見の中から100ほどにしぼられたものですから、それなりの重みは持ってくるでしょう。多くの方々が意見を出してくださった結果です。やはり美術教育にとってはこの選択教科化が一番の驚異でしたから。 意見を出された方に、どんな意見を出したかも伺いしまいしたが、同じ方向性でした。やはりつながることは大きいです。そして何より「抗議」ではなく「ご理解ください」というスタンスでよかったと思います。なにより「子どものため」ですから。 ここで長い道のりだったとも、一瞬思ったのですが、次期指導要領改訂が今年度内にということですから、まだまだ続きそうです。とりあえず、これから何が起ころうとしているのか、情報があまり無いので、様々な情報を集めて予測するしかありません。とにかくますますスピードが要求されそうです。(北海道 山崎正明) # by zoukeidaiji | 2006-05-01 11:47
中央教育審議会 初等中等教育分科会 教育課程部会(第39回)>議事録配布資料1の中で、もうひとつ重要な意見があげられています。
「学校教育の質の保証には、全国一律の教職員配置や施設設備の保証が最重要。」 このことについては「日本美術教育学会」がとったアンケート調査で、美術専科によらない授業が数多くなされているという問題点をはやくから指摘していました。 ☆「審議経過報告への意見」(日本美術教育学会) また学力の保証や評価などについても取り組んでおられる文教大の三澤一実先生からはアンケート調査なども取り入れた意見書が提出されています。 ☆「審議経過報告への意見」(三澤一実先生) *「学校教育の質の保証には、全国一律の教職員配置や施設設備の保証が最重要。」と書かれていますが、「重要」ではなく「最重要」として意見をまとめていただいていることは非常に大きいと思います。(北海道 山崎正明) # by zoukeidaiji | 2006-04-29 11:43
中央教育審議会教育課程部会「審議経過報告」に対する意見
日本美術教育学会 会長 神林恒道 本 部 立命館大学アートリサーチセンター 事務局長 大橋 功 日本美術教育学会では、中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会「審議経過報告」(平成18年2月13日)について、会員、委員に個別の意見を求め、それを集約すると共に、美術教育学の専門的立場より検討を行い、以下のように意見をまとめた。 平成18年3月28日 1 教育課程をめぐる現状と課題、(2) 現行の学習指導要領の考え方について ○芸術教育軽視へと傾斜する危険性 ここで指摘される「各教科等の指導においては、指導に必要な時間が確保されていない」ような事態をまねいたり、「総合的な学習の時間で身に付けさせたい資質や能力等が不明確なままで実施」してしまったりするといった問題が生じる事については、第16期日本学術会議の中に設けられた「教科教育研究連絡委員会」によってまとめられた『教育課程改革への理論と実践-総合的学習を中心として-』(東洋館出版社、1998)、及び「教育課程の基準の改善の基本方向について(中間まとめ)に対する意見」において、日本美術教育学会としてその危惧 について明確に指摘していたところである。 そして、今回のように、こうした問題の指摘に応じる形で教育課程の見直しが行われる際に、「総合的な学習の時間」創出という大義名分の下に削減された教科内容や授業時数が、その揺り戻しを受けてどのように振り分けられるのか、芸術教育軽視へと傾斜する危険性も指摘してきた。 ○豊かな人間としての価値形成を担う芸術教科の再認識を求める。 本来、学校教育における芸術教科の意義から見て、これまでの教育課程の理念や本報告に見られる「生きる力」や「人間力」を育てる上で、十分な内容とそれに見合う授業時数が確保されてきたとは言えず、そのことが、豊かな人間としての価値形成が十分に果たせず、美的価値の実現に向かう態度(自己実現)や能力(知識;knowledge、技術;skill、これらを生きて働く力として活用する能力;competenceなど)の形成をめざしてきたにもかかわらず、教育課程においてその機会の保障が不十分である点を重く受け止める必要があると考える。 日本美術教育学会では、学校教育における芸術の教育的意義を十分に踏まえ、上記の現状を重く受け止め、その課題解決の為の具体的な方策を検討すべきであることを指摘し、豊かな人間としての価値形成を担う芸術教科の再認識を求めるものである。 2 教育内容等の改善の方向、(1) 人間力の向上を図る教育内容の改善 ② 具体的な教育内容の改善の方向、3)総合的な学習の時間などの改善 イ中学校における選択教科について ○選択能力の育成は必修教科の充実によって図るべきである。 「「義務教育に関する意識調査」においても教員で選択教科などで学習内容の選択幅を広げることに賛成(「賛成」、「まあ賛成」の計)なのは24.3%に過ぎないなど選択幅を広げることに消極的である」ことや、「限られた時間数の中で教育課程が複雑になるとそれぞれが薄くなってしまうので、必修教科を重視し、時間を掛けて徹底すべきなど、時間数の在り方を工夫すべきとの意見があった。」ことが報告されているが、これについては、日本美術教育学会における意見集約でも同様の意見が多く寄せられた。 もとより、「選択教科の子どもの選択能力の育成という趣旨を踏まえる必要があるとの意見」に対しても、選択教科を広げることによって選択能力が育成されるのではなく、それぞれの教科の必修教科の充実を持ってこそ可能になると考える。 ○選択教科の拡大は、思春期にある中学生の自己実現の機会を奪い、精神的に健康な成長の機会を奪うものである。 また、教育課程審議会の委員の中からも「芸術教科は選択で良い」との意見が出されているが、人類の歴史と文化を振り返るとき、それがいかに偏狭で軽薄な考え方であるかはすぐに理解できるはずである。芸術が人間形成に重要な役割を果たすものであり、特に、思春期という価値観の形成にとって重要な発達段階にある青年前期の教育(中学校・高等学校)にとって、芸術教育は、美的価値観の形成を中軸に自己実現を経験しながら、その人格を自律的に成長させていくために不可欠なものである。中学校における選択教科の拡大が、ただでさえ不十分な芸術教科の学習内容や授業時数の削減につながり、学校教育における周縁化を招 くのであれば、それは芸術による自己実現を通して、精神的に健康な人間として成長していくための機会を奪うものであり、教育課程編成において再考すべき最重要課題と考える。 ○芸術教科の選択教科化は、アジア諸国に学力だけでなく芸術面においても水をあけられる結果を招く。 ○国際化社会において真の国際人となるためには芸術文化に対する素養は欠かせないものである 日本美術教育学会会員によって構成される研究チーム(「東アジアにおける鑑賞教育の現状調査ならびに比較研究」)による調査では、東アジアの諸国(中国・台湾・韓国)において、義務教育レベルにおいて美術、芸術を選択教科にしている国はない。特に、韓国に至っては、高校1年生まで芸術教科を必修教科として定めている。 芸術教育の充実は、国際化社会において、自国の伝統文化を理解し、愛好する心情を養う国民教育の視点からも極めて重要な課題である。既に述べたように、多様な価値観の形成がすすむ青年期の教育において、芸術教科は欠くべからざるものである。 アジア諸国、とりわけ韓国などは、スポーツ界における躍進だけでなく、近年の韓流ブームが示すように、芸術文化面でめざましい成果を上げている。中国、台湾でも同様の傾向が生まれてきている。そのような中で、今回の経過報告を見る限り、芸術教科を周縁化するおそれのある点においては、高度経済成長時代、科学技術化時代の教育思潮の流れのまま、さらに芸術教科の必修時間を削減し選択教科化するような改訂の方向性は時代錯誤であり、こうした選択教科の拡大は、学力だけでなく芸術文化の振興においても諸外国、特に東アジア諸国から水をあけられてしまう事態を招きかねない。 (2) 教育課程の枠組みの改善、① 指導方法、授業時数の見直し等 イ授業時数の見直し 及び 3 学校教育の質の保証のためのシステムの構築、(2) 学校教育の質の保証 ウ教育課程編成に関する現場主義の重視について ○各学校が責任をもって適切な教育課程を保障することができるか? ここで示される事柄についても、前述の理由から、慎重に検討されるべきと考える。特に、「授業時数の在り方については、その量的な側面だけでなく、各学校における教育活動の創意工夫により、効果的な学習指導ができるよう、その弾力的な運用等についても検討する必要がある。」とされている点や、「現在は標準として定められている授業時数の扱い、学年ごと教科ごとに示されている授業時数の示し方について柔軟化することも検討する必要がある。」などについては、確かに検討の価値のあるものであろう。しかし、各学校が責任を持って適切な教育課程を保障することが出来るであろうか?総合的な学習の時間の実施実態を見ても疑問が残る。 教師や学校が適切なカリキュラムを構想し実施する能力が十分に獲得されない状況下で、「学校教育法施行規則で「標準」として規定されている」授業時数の無制限な弾力化の導入は、絶対に反対である。 たとえば、子どもの生活や健全な成長発達を無視した偏った授業時数の割り振りが行われる可能性は払拭されない。また、学力調査での成績を向上させることや、外国語教育の導入など、学校が課せられたプレッシャーが、さらに芸術教科の授業時数の実質的な削減を促進させてしまう可能性は否定できないのである。 具体的に懸念されるものとしては、「特定の学期や時期に小学校「図画工作」や中学校「美術」の授業を集中させ、年間を通して行われない事例」、「各教科等ごとではなく、複数の教科等の授業時数をまとめて示すことも一つの方法ではないかという意見」などからは、「美術と音楽の授業時数をまとめて大きな枠組みで設定し、その範囲内で自由に授業時数を安易に割り振ってしまう事例」などが考えられる。 「入学試験等の内容に影響を受けるので、引き続き教科等ごとの時間設定を基本とすべきとの意見」もあったようだが、それだけに、入学試験に関係しない芸術教科からこうした方法を導入していこうとの発想が生まれてしまうことは容易に想像できる。 また、「美術の専任教諭を持たない学校(複数校を受け持つ時間講師などによって授業を担当させているなど)では、専任教諭のいる教科に傾斜する事例」なども想定される。 ○授業時数の削減を前提にした「合科」では教育の不毛を招くだけである。 「諸外国では、①各学年・各教科ごとの授業時数の設定を学校に任せている例、②複数の学年・教科をまとめて年間の授業時数を定めている例」などを示し、「合科的な指導をより柔軟に行うためには、どのような教科等の組合せが考えられるかなど、各学校の教育課程編成に当たっての柔軟性を高めるための仕組みや、その際の学校の説明と公表の在り方などについて、更に検討を行うことが必要」としているが、このようなケースでも、芸術教科が安易にその対象に挙げられてきた。芸術における共通課題や、総合的な芸術活動を軸とした学習活動を 積極的に取り入れることの教育的な意義は否定しないし、その方面での研究も積極的に行っていく必要はあるが、各教科の現行授業時数の和を基準とした安易な合科的発想では十分な教育効果は期待できない。 授業時数を「節約」するための「合科」では教育の不毛を招くだけである、より良い教育理念の実現をめざした、新しい教科教育の可能性の追求からの検討が必要である。 ○芸術教科の最低授業時数を明確に示す必要がある。 授業時数が、その教育内容のありかたなどの十分な検討に基づいて決定されるべきであることに異論はないが、弾力的な運用を導入する場合は、保障すべき最低授業時数を設定すべきである。「授業時数の在り方については子どもや学校の実態社会の要請等を十分把握しつつ専門的・実証的に検討を行う必要がある。」とされているように、こうした授業時数の設定には、当該分野の専門的・実証的な研究実績を有する研究機関の意見を尊重すべきである。その際、当然教科教育の専門研究機関も含めなければならない。 日本美術教育学会では、専門的見地から、美術教育の目標を達成するためには、必修教科の最低年間授業時数は70時間、週時数2時間が基準とならなければならないと考える。 ② 発達や学年の段階に応じた教育課程編成や指導の工夫について ○小学校「図画工作」専科教員の促進と、中学校「美術」の免許外担当の是正「教育方法の面において、小学校高学年における教科担任制について検討することが必要である。その際、中学校の教員が小学校で指導に当たることについても、小中連携の充実という観点から積極的に検討する必要がある。」と指摘されるように、小学校「図画工作」でもすでに教科担任制をとりいれている自治体などもみられるが、概ね良好な成果を上げている。2003年に日本美術教育学会が行った全国調査では、専科担任は全体の16.5%であったが、その中で中学校 「美術」免許所有者は13.6%で、2.9%は「美術」の免許は持っていない教員であった。 教科の専門性が高ければそれだけで良いとは考えないが、芸術教科の意義を十分に理解し、教科の専門性を有する教師が高学年を担当することは重要な事であると考える。その一方で、先の本学会の調査では、中学校「美術」を担当する教員のうち、他教科との兼任も含め、「美術」の免許を所有しないで担当している教師が26.9%もいることがわかった。これは教育の質の保障から見て大きな問題であり、その背景には、小規模校などでは美術の授業時数が少ないため専任教諭を置けないという原因がある。このような傾向はかつては僻地校などに限られたが、近年では少子化の影響もあり、都市部の中学校においても見られるように なっている。こうした歪みの実態を調査し早急に是正することが求められる。 まとめ 今回の「審議経過報告」を見ると、「総合的な学習の時間を導入した結果学力問題が起こった」というような短絡的な論調に左右されているとまでは言わないが、「生きる力」を育てる目玉として創設した「総合的な学習の時間」の見直しと「教科教育の充実」、加えて「人間力」という概念を掲げながら、基礎基本のより充実、わが国の学力水準の国際的地位向上をめざしていることがわかる。 その中で、現行教科につながる多様な分野や領域の教育に言及しながらも、「② 具体的な教育内容の改善の方向」、「1)国家・社会の形成者としての資質の育成等」の「イ豊かな人間性と感性の育成」では、「文章や詩歌の音読・暗唱を通じ自然や芸術の美しさの実感的な理解を重視」や「算数・数学でねばり強く考え抜くことによる達成感や自信も重要。」などと明らかに国語や数学教育の学力向上を強く意識していることがわかる。ここで芸術教育に関する記述がないことはまったく理解ができない。 実際、「なぜ子どもの基礎学力が低下しているのか」ということの真の原因の解明もままならない中、結局は、週五日制の維持、総合的な学習の時間の継続という前提の下で、国語と理数系科目の授業時数の拡大と、英語科目の導入のための授業時数をいかに獲得するか、ということに終始している。「合科」など、授業時数を中心とした教科の枠組みの検討や、学校の裁量権を認めた弾力的運用の提案も、前半に掲げられた教育理念との具体的・有機的な関 係が不明確なまま、ただ授業時数捻出のための詭弁にしか見えない。 このままでは、「生きる力」を育み、総合的な「人間力」を育てることに欠くことの出来ない「芸術を理解し愛好する能力と態度」の育成、文化的発展といった面で、諸外国に大きく水をあけられることになり、わが国の未来にさらなる大きな禍根を残すことになるまいか、との危惧を抱かざるを得ない。 今日の学力問題は、単純に教育制度だけの問題ではない。むしろ、少子化や高齢化、経済の破綻などによる社会不安、家庭や地域社会の教育力の低下、社会モラルの低下など、子どもたちの学習へのインセンティブを低下させている要因は、我々の社会全体に複合的に存在し、また深刻化している。教育制度以前に、社会全体の変革が求められているのであり、それを、教育の問題にすべて被せているのは、政治全体の問題の教育問題へのすり替えだとも言える。 確かに教育の大枠における「総合的な学習の時間」の比重は見直すべきと考えられるが、単純にその枠組みを特定教科に傾斜させることだけでは、問題の解決には繋がらない。急激な速度で揺れ動く不安定な社会の刹那的要請に振り回されるような対処的な改訂にならないよう、慎重に検討していただきたい。 日本美術教育学会が今回意見として提出したのは、あくまでも「審議経過報告」に対応させた意見としてのものであるが、問題は、もっと教科教育そのもののあり方の質が議論されなければならないと強く考える。教科教育のあり方そのものの反省をふまえた改善無くして、制度をどのように改変したところで問題の解決には繋がらない。それは、残念ながら美術教育においても同じであり、教師のイメージを子どもを使ってつくらせるような作品主義や、学習内容を無視した放任放縦の実践がまだまだ見られる点は大きな反省点である。 本学会がおこなった実態調査などから鑑みても、決してすべての「図画工作科」や「美術」の学習指導が適切に行われているとは言えないのであり、こうした点を是正していくための詳細なガイドラインを示すことを優先しなければならないと考える。 しかし、また子どもの成長や発達を正しく理解し、その目標の達成に向けた指導の工夫が十分になされた実践も数多く存在する。こうした優れた実践モデルと専門的な研究成果の有機的な連携により、より有意義で効果的な教育が実現できるようにしていくことが望まれる。日本美術教育学会は、その中心的な役割を担っていく責務があると自覚しているが、その同じ立場から、小学校・中学校ともに、芸術教科の年間70時間、「図画工作」「美術」については週時数として連続した2時間の授業時数を最低保障した上で、選択教科、総合的な学習の時間、特定教科の重点化を行うべきであると考える。 ☆日本美術教育学会 http://www.aesj.org
2月28日付けで「中央教育審議会教育課程部会」が意見募集を開始!
中央教育審議会教育課程部会「審議経過報告」に対する意見募集について 先日、 教育課程部会「審議経過報告」が出されましたが、その中で「意見募集」についてアナウンスされていましたが、早くもこの募集が開始されました。 来年までに指導要領改訂の完了が予定されていますから、そのことから考えると、今回の意見募集は今後の方向をつくっていくうえで、きわめて重要なものとなると思います。 今後各教科の部会も開催されていくと思われますが、予測としてはここで上げられた意見等は参考にされるのではないでしょうか。 なお教育課程部会でも美術音楽を大事にしている発言等もありますから、これらのご意見を補強するような意見も大事なのだろうと思います。 なお、意見募集は3月29日までとなっています。 《押さえておきたい内容》 中央教育審議会 初等中等教育分科会 教育課程部会 芸術専門部会(第3回)資料6と7 ------------------------------------------------------------- よろしければ、送付したご意見をこのブログに投稿してみませんか?そられのご意見を交流することも非常に価値があると思います。(ただし、教育課程部会に送付する意見には氏名の他にも身分を明らかにしなければなりませんが、このブログへの投稿は、公開してよい物だけを送付してください。) ------------------------------------------------------------- # by zoukeidaiji | 2006-03-01 22:36
いろいろな機関で「美術教育」に関するアンケートを実施されています。
美術教育のこれからを考えていくにあたり、客観的判断材料にもなると思います。 この場所を「美術教育関するアンケート」のトラックバックセンターにしたいと思います。 ブログ等を公開している方は関連記事のTrackbackをお願いします。 下のTrackbackをたどって、たどっていただけると関連記事をお読みいただけます。 教育関係者だけではなく、皆さんとともに考えていけたらと思っています。 # by zoukeidaiji | 2006-02-24 11:13
山崎正明(中学校美術教師 49歳 北海道北広島市)
2月13日「中央教育審議会 初等中等教育分科会教育課程部」から「審議経過報告」が出されました。来年の指導要領改定前に注目すべき内容です。 そこで、このたび、私のブログ「美術と自然と教育を」(http://yumemasa.exblog.jp/)で、「審議経過報告」についての分析をすることにしました。 分析すべきことは、たくさんあるため、シリーズ化します。更新するたびのこの記事にTrackBackさせていただきますので、下のTrackBackをたどって、ご覧いただけると助かります。 教育関係者だけではなく、皆さんとともに考えていけたらと思っています。 ☆美術と自然と教育と # by zoukeidaiji | 2006-02-22 00:55
2月14日、中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会 より「審議会経過報告」が文部科学省のホームページで公開されました。これは、次期指導要領改定前の重要な資料になります。
ですから、今後の図工美術教育のあり方をみなさんとともに考えていくために、外せない内容だと思います。今回の「審議会経過報告」を、どうとらえ、どうしていくべきなのか。 ☆教育課程部会(第38回(第3期第24回))議事録・配付資料 「審議会経過報告」はPDFで59ページにおよぶ資料です。以下の3つの柱から構成されています。 1 教育課程をめぐる現状と課題 2 教育内容等の改善の方向 3 学校教育の質の保証のためのシステムの構築 思っていたよりも早く公開され、驚きました。来年の指導要領決定までにハイペースで会議が開かれていくと思われます。「審議会情報」からは目が離せない感じです。 ☆中央教育審議会 初等中等教育分科会 教育課程部会審議報告書 審議会情報の最後に以下のように記されていました。 「本部会の審議に対して、教育関係者、自治体関係者、現に学校教育段階の子どもをお持ちの保護者の皆様をはじめ広く国民の皆様の忌憚のない御意見をお寄せいただけることを期待している。」 この言葉にも注目です。昨年5月にやっていたようなパブリックコメントを求めるかもしれません。 # by zoukeidaiji | 2006-02-15 12:23
私は、日本未来問題解決プログラムの日本代表の高橋りう司といいます(東京)。創造的問題解決力のトレーニングに関心を持つ世界組織です。 もう30年の歴史を持つ組織ですが、日本支部は昨年発足したばかりです。 まだ日本での実績はわずかですが、小中高校生を対象として、教科や総合的学習授業で取り組まれたり、 地域の活動として展開されたりすることを目指しています。 わたしも高校の美術科でパートタイムで授業時間を持っており、創造力を鍛えるという目的の時間にしています。この写真は、その一こまです。 Forced relationという道具利用において、絵を使っています。 創造力トレーニングでは、言葉による表現とともに、絵を描くことをやります。 絵画表現のスキルは創造力トレーニングにおいても、生徒に持っておいて欲しいものの一つです。 図工美術の先生と協力していきたいと思っています。 「日本未来問題解決プログラム」の解説のサイトを次に挙げます。 1)日本未来問題解決プログラム 2)私たちが発行しているメルマガ『週に10分で子どもの創造力を鍛える』のサイト 3)川島先生が美術と創造力を述べているページ 4)創造的問題解決力トレーニングの指導者育成の研修会を毎月やっています 高橋りう司 日本未来問題解決プログラム ryuji@lifeskillsgroup.com
☆「美術教育・アートの力」の中の「美術教育の目指すもの」のうち、
「10.平和の行動」を更新しました。 ![]() 10、Art education is inviting students to create a vision of Peace.) 美術教育の弁護リンクでは 「Art Education Studio」を追加しました。 ☆「世界の学校美術館(ヴィジュアル学力)」では ![]() 今後とも、ご意見、連帯をよろしくお願いします。 川島真紀雄 # by zoukeidaiji | 2006-01-28 11:05
兵庫の宍粟にすむイノシシ先生 橋本 忠和
みなさんの美術科・図画工作科への大切さを訴えられる文面を読んでいて、感動して、しばらく動けませんでした。 この教科の意義は、みなさんの言われるとおり多面的だと思います。どれも重要だとおもいます。教育審議会の件は、大学の美術学会の総会で聞きましたが、そのとき、周囲の先生からは、コミュニケーションツールとしての美術、文化伝承媒体ととしての美術の重要性を語られる声が聞こえてきました。 そのとき、思い起こしていたのは、わたしがまだ新任の頃18年ほど前の頃、神戸の先生が、子どもの絵を前に語っておられた研究会の光景でした。だいぶ前でのことで、思い違いをしているかもしれませんがその内容は以下のようなものでした。その先生は、港を描いて絵を前に、子どもがその絵を描いた様子を語られていました。 確か、もう一枚の絵を出されて、その絵と比べられました。初めの絵より、後の絵がずっと上手だったように思います。しかし、上手な方の絵が前年で、下手と思った絵が今年だったのです。 実は、その子は、筋肉が衰えていく難病でした。周囲が、その子の病魔と闘う姿をみつめ、励ます中で、全身全霊をこめて、その子が一枚の絵を描く様子を、熱く語られていました。 先生は、自らの生を込めて描かれた一枚の絵に、その子の生き様と周囲の子どもの思いや願いを深く読み取られていました。わたしも、目頭が熱くなったのを覚えています。 子どもたちは、造形活動やそこから生まれた作品を通して、自らが抱く、喜び、とまどい、葛藤、願いを語ってくれます。そんな絵や工作が掲示してある教室に入ると、とって幸せな気分になります。 私は、いろいろな機会に恵まれて、図工以外の教科の研修や研究発表を推進する役割をしてきましたが、この教科ほど=造形活動ほど子どもの心をダイレクトに受け取れる場はなかったと思います。 ある子どもは、家庭での親との関係へのとまどいを絵に表現していました。その親が病気で入院したとき、一度もその子は見舞いにいきませんでした。そのことを知り、その子が描いた一枚の絵をもとに、語り合ったことがあります。多くを語ってくれました。作品は教師と子どもを結ぶ橋渡しになるのです。数週間後、病院にいった子どもは、病気に向かい戦う親の姿とそれを支える看護士の方の姿を見て、「将来の夢」という造形活動で石膏を使って看護士になる夢を表現してくれました。 こんな子どもの内面が受け取れ、働きかけられる教育の場を学校教育の中からなくしてしまっていいのでしょうか。特に中学の等の多感な時期に生み出される作品は、多くを語り、教師に自らを理解して欲しいというメッセージを発していると思うのですが・・・・ 反面、先輩の先生方と比べ、わたしたちは、子どもの作品や活動の様子から、その心を受け取る技量が低下しているように思います。効率的な教え方、伝え方の習得も大事ですが、子どもを読み取る力なくしては、達成率という数字を追いかけることになってしまうと思います。 保育所の先生方の実践発表を聞いていると、本当に幼児の生活中で芽生えた思いや成長を作品や活動の中から読み取り、受け取った喜びをすばらしい笑顔で訴えられています。そんな発表が私も含め、近年、小学校・中学校の先生からは少ないように思うのですが・・。 子どもの心を受け取り、それから展開してゆく造形活動、そんな実践を積み重ねてゆくことが大事であるし、アピールする必要があると思います。 私が述べることも、美術教育がもつ意義のひとつだと思います。それらの意義を多くの人に発信することが、選択や縮小の流れに歯止めをかけることだと思います。このプログもそのひとつ思いますが、兵庫教育大の福本教授が紹介されていた大阪での美術教育の世界大会は絶好の良い機会と思います。教室から、心揺さぶる実践を発信できればと考えています。
このブログは図画工作や美術の授業が削減されたり、選択教科にされたりすることがないようにという願いから、スタートしています。(05年12月15日)
10月26日付けで以下の文章を書きました。 ////////////////////////////////////////////////////// 現在、次期「学習指導要領改訂」を前に、中央教育審議会で活発な話し合いがされています。 しかし、このまでいくと、こと図画工作・美術教育(造形教育)に関しては、時間数削減が予測されます。また選択教科にしてはどうかという意見が出たこともあります。 「図画工作・美術」の時間は、わずかな時間だけ実施、あるいは、好きな子どもだけやればよいということになるかもしれません。 そこで、このブログを開設し、多くの方の声を集約し、様々な関係機関に訴えていくための資料にしたり、みなさんとともに「図工・美術教育」が、なぜ必要なのかをあらためて考え,未来を担う子ども達のためによりよい教育を考えていく場としたいと思っています。 いただきますご意見については、いろいろな角度からいろいろな方々が述べられることを望んでいます。そうした中で大事なことが見えてくるように思います。また、何度投稿されてもかまいません。 「美術教育すくうぇあ」運営スタッフ・小野浩司・滝沢俊・山崎正明(05年10月26日) ☆時間数削減や選択教科になるかもしれないと予測した根拠 ☆ご意見の投稿方法 ☆他の方の投稿を読む 各団体で出された「請願書」なども、このブログでとりあげていきたいと思います。 *なお「美術教育すくうぇあ」では、ブログ内に「造形教育の危機」というカテゴリーをつくりましたので、ここで最新情報を得ることができます。 (注意)この意見集約は11月末日で終了しました。その結果をまとめて冊子にし、中央教育審議会などの関係諸機関に送付しました。
中央教育審議会などの関係者に送付させていただいた「図画工作・美術教育の大切さを訴える」ですが、12月21日、中央教育審議会会長の鳥居泰彦氏から手紙が届きました。
中央教育審議会事務局にも連絡を取っていただくなど、冊子を貴重な資料として受けとめていただいたことが伝わってきました。ました。図工美術教育の重要性については十分配慮して審議をすすめているとのことでした。期待したいです。 この場で再度、応援していただいたみなさん、実際に投稿していただいた皆さんに感謝いたします。 中央教育審議会教育課程部会では年内に話し合いのまとめを発表したいとアナウンスしていましたが、近いうちに予定通り発表があるのでしょうか。 なお、「図画工作・美術教育の大切さを訴える」は11月末日で一段落したましたが、近いうちに何らかの形で再開したいと思っていますので、そのときはどうぞよろしくお願いします。 # by zoukeidaiji | 2005-12-21 23:22
# by zoukeidaiji | 2005-12-15 00:00
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